

どこか遠くへ向かう列車の情景をモチーフとしたオブジェです。
まっすぐと進む列車、旅の楽しみやは旅愁が感じられる情景です。
細かな気泡がノスタルジーを感じさせます。
線路は真鍮で表現され、底面は制作上一部窪んでいます。
表面は泡による小さな窪みがあります。
【サイズ】幅108×奥行70×高さ32mm
【作品のコンセプトについて】
毎日 目にする街並み、今日の天気、空模様、いつかの旅行で見た景色、様々な風景や絵画の写真...。
日々を過ごす中で触れてきた情景は、頭の中で混ざり合い、私の記憶となっていく。
記憶は目まぐるしく変化し、そしていつかは薄れていく。
そんな移ろいゆく記憶の中の情景を、形として残したいと思い制作しています。
【キャスト、インサイドレリーフの技法を用いて制作されています。】
(キャスト)
粘土やワックスなどで作った原型を耐火石膏で型取り、そこにガラスの塊を電気炉で流し込む鋳造技法。
(インサイドレリーフ)
耐火石膏で作ったオブジェクトを原型に型取りした石膏型の中に流し込むことで、焼成し終わった際にガラスの内部に彫刻を施したように見える技法。
<下の3枚の画像はクリックすると拡大します>
