かすみ草のリースに囲まれたお家がモチーフの美しいオブジェです。
可憐なかすみ草がやさしい雰囲気を醸し出しています。
【作家談】
「感謝」「幸福」の花言葉を持つ、かすみそうと共にリースを表現しました。
終わりの無い形をしているリースは「永遠」を意味し、玄関にリースを飾るのは、家族全員が無事に家に帰ることへの祈りが込められています。
作品全体を通して は、板ガラスを使用し、サンドブラストとフュージング(溶着)、絵柄はエナメルを用い描かれ、これら
を組み合わせた、表現の可能性を探っています。自分が心魅かれるものをモチーフに制作をしています。
【サイズ】直径72x奥行22×高さ69mm
4層から成り、かすみ草のリースに奥行があります。
かすみ草の茎の部分は緑に黒い部分が混じっています。
透明なガラスの背面はフロスト(曇りガラス)になっています。
【サンドブラスト技法】
色ガラスを重ねて宙吹きにて成形されたガラスに、圧搾空気で砂を吹きつけ、マスキングしたガラスの表面を削ることによって模様を描きだしています。
【フュージング】
電気炉で加熱しガラスをやわらかくしてガラスどうしを溶着する技法。
【エナメル絵付け】
エナメル顔料を油で溶いて、筆で絵を描くようにガラスの表面に絵付けします。
彩色後、低温の電気炉で顔料を焼き付けます。
<下の3枚の画像はクリックすると拡大します>